iPhone/iPad/iPod修理のクイック岐阜駅前店です
「急にタッチ操作が出来なくなった」とご来店されるお客様が増えています。
iPhone6Plus/iPhone6でよく発生しますが通称「タッチ病」ですね
男性の方でしたらお尻のポケットにiPhoneを入れたまま仕舞う方が多いのではないでしょうか。
ご存知かもしれませんがiPhone6Plus/6のアルミフレームは比較的簡単に曲がってしまうのでお尻のポケットに入れた状態は問題ないのですが、後ろポケットに入れたまま座ったりするとお尻のRの形状に合わせてiPhoneにも負荷が掛かり歪みやへの字に曲がってしまう事があるんですね~
タッチ病の症状としては画面の上からグレーのモザイクみたいなのがちらちら降りてきたりタッチ操作が出来たり出来なかったりしていくのが特徴です。
iPhone内部には体積の順にいくとバッテリー、ロジックボード(基盤ですね)があります。
表面のガラスは多少曲がっても(弧を描いても)割れずに済む事が多いのですが時には割れてしまいます(笑
バッテリーは多少曲がっても大丈夫なのですが基盤に関しては曲がると問題が発生しやすいのです。
基板上には約10個ほどの大きめのICチップから5mm四方の小型ICチップやコンデンサ、抵抗、ダイオード、コイルなど多種多様なパーツが組み合わさってiPhoneを動かしています。
基盤が曲がるほどの負荷が掛かった瞬間にICチップのハンダが剥離して信号が伝わなくなってしまう場合があるのです。
10mm四方の小型ICチップにも縦5個×横5個のボール状のハンダが付いていますのでひとつでも剥離するとアウトなんです。
参考までに上記の不具合(タッチ病)を管理しているタッチICチップやタッチコントロールICチップは20mm~30mmほどのサイズなのでハンダの数は数えたことありませんが、、、(笑
クイックには目の良いスタッフが多いのですが基板修理となると肉眼では限界がありますね、、、
電子顕微鏡やモニター出力型のカメラを使い不具合発生原因を正確に診断し、経験豊富で熟練した職人だけが修理(リワーク)を行っています。
クイック岐阜ではタッチ操作が出来なくなったけどデータと取り出したいというお客様のお困りごとにも全て対応していますのでご安心下さい。